誰かの想いをそのままの形で受け取りたい

とある映画をレンタルして

立て続けに鑑賞した作品2本ともが

 

ひとつの勘違いから生まれた思い込みで巻き起こる騒動を映画にしたものでした。

(そんな目的で映画にしてないでしょうけど)

 

 

片方は

真実を知ろうともせずに過ちを犯してしまいました

 

もう片方は

ありもしない真実を探した結果、長い間大切な人を傷つけていました

 

 

 

 

どちらも

ひとつの真実を悪い方に勘違いして

たくさんの人を傷つけている

 

 

そんな姿を見て

ふとあることを思い出しました。

 

 

 

 

私は、今の職場への異動の内示を受けた時から

この異動は

上司が私のことを

気に入らなかったから

追い出されたんだと思い込んでいました。

 

 

実際、元上司が

個人的に仲のいい人にばかりに

仕事をふったり

話しかけていることは周知のことで

 

その中に入れなかった私は

その上司に気に入られてないんだなぁ…と

前の部署にいる間、ずっと思っていました。

 

そんなときに、急な異動話。

 

他にも適任者になり得る人がいる中で

あえて私を出すことを選んだんだ!

 

私は邪魔だかは追い出されたんだ!

 

 

内示を受けてから

つい最近まで

そんなうらみごとをずっと唱えていました(笑)

 

 

 

 

そんなある日

なぜだか急に

 

もし元上司が実はそんな風に思っていなかったらどうする??

 

ということばが浮かんできました。

 

ホントになんてことない瞬間。

 

その日は日本酒を結構飲んで

酔っ払った状態で帰宅して

お風呂入ろうかなぁ~と

トイレに入った瞬間。

(恥ずかしいくらいなんてことない瞬間)

 

急に浮かんできてビックリ。

 

 

そして

 

そのとき1番に思った答えは

 

元上司が可哀想

 

でした。

 

 

まさか

まっさきに出た答えがそれで

ビックリ( ॣ•͈૦•͈ ॣ)

 

 

でもホントに

もしまったく私が感じていたような意図がなく

ホントにたまたま私が候補に挙がって

もし元上司が、私なら大丈夫だろうって送り出していたとしたら…

 

なのに私が勘違いして、勝手に恨んでいたら…

 

 

そんなのって、悲しすぎる(´•ω•̥`)

 

 

 

私が真実だと握りしめていた上司の思惑は、

私の作り上げた想像の域を出ていなくて

 

自他ともに認めることができる事実は

"私は異動した"

ということ、ただ一つだけ

 

 

そう考えたら

本当は元上司がどう思っていたのか?の判断なんてできっこありませんでした。

 

 

決めつけられるのが嫌いなくせに

私が決めつけていたのね。

 

 

なので

不確かな想像と

事実を結びつけて

決めつけるのをやめます。

 

 

それからというもの

元上司に対して

以前のように

「追い出された!」という

ネガティブな想いは抱かなくなりました。

 

 

 

 

あまりに日常だったので

気づくのに時間がかかりましたが

今回のことに限らず

 

誰かの想いを

誰かの優しさを

誰かの愛を

そのままの形で受け取れるようになりたいなぁ。

 

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